みんな知ってる?国産ブラウザ「Kinza」

IT・Web

多分、いまのブラウザのシェアでいくと、ブラウザーの中で Chromeを使っている人が圧倒的に多いんじゃないかと思います。

この「Kinza」は、そのChromeの根幹の「Chromium」というオープンソースをベースに開発された、日本製のオリジナルウェブブラウザなんです。

実はわたしは、この間までこの「Kinza」というブラウザの存在をまったく知りませんでした。

知るキッカケとなったのは、この「Kinza」の最新版Ver3.2.0が公開されたと同時に、Mac版を追加したというニュースを見かけたからです。(わたしが制作環境がMacなもので(笑))

それで興味が湧いたので、これは一度触っておかないと!と思い、今回「Kinza」の紹介記事を書くことにしました。

「Kinza」名前の由来

読みは、「きんざ」で良いと思いますが、なんでそんな名前なのかというと、この「Kinza」を開発したのは、Dayz株式会社という会社なんですが、「Kinza」サイトにも記載されているんですが、オフィスが日本橋にあって、その場所が、江戸時代に金貨や小判を鋳造する場所「金座(きんざ)」にあたるらしいです。

browser_kinza02
オフィスって移転するかもしれないのに、思い切ったネーミングにしたなあと、ちょっと驚き。

「Kinza」の使い方

もちろん、「Kinza」の使い方にも書かれていますので、そちらでもご覧いただけます。

browser_kinza03

使い方はいたって簡単。

  1. タブ
    ウェブサイトを表示するタブ。タブはひとつのウィンドウの中で複数開いて、切り替えながらウェブサイトを閲覧することができます。
  2. オムニボックス
    ウェブサイトのURLを入力するだけでなく、検索キーワードを入力すると様々な検索サイトやRSSの検索結果にアクセスする事ができます。
  3. お気に入り
    このボタンをクリックすると、表示しているウェブサイトをブックマークすることができます。
  4. Kinza メニュー
    Kinza に関する設定全般にアクセスすることができます。
  5. サイドバーボタン
    このボタンをクリックすると、サイドバーの表示・非表示を切り替える事が出来ます。
  6. 情報バー
    Kinza からのお知らせやブックマークを表示させるスペースです。
  7. Kinza ボタン
    Kinza 独自機能の設定を行います。RSS リーダーの設定や、アップデートの確認などを行うことができます。
  8. RSS
    登録をしたRSSの情報を閲覧することができます。

と、直感でも分かりそうなシンプルさで誰もが使いやすそうな操作性ではないかと思います。

さいごに

「Kinza」は「Kinzaはユーザの声で進化するブラウザです。」と言っている通り、ユーザーの意見をもとに開発が進められており、ブラウザに実装されているマウスジェスチャースーパードラッグといった機能なども、ユーザーの声から生まれたそうです。

サイトの「要望やバグ報告」があるように、様々なユーザーの意見を投稿できるページも用意されていて、すでにいくつかの要望やバグ報告が投稿されています。

browser_kinza04
ちゃんと、バグ報告などは解決すると、そのトピックの左に「解決済み」マークがついたり、「保留」や「終了」「NEW」など、報告された事案に対して、現状どうなっているのか、ひと目で分かるようになっています

非常にこれからの進化を期待させるブラウザなんじゃないかなあと感じました。

みなさんも、もし今使っているブラウザよりも良いのがないかとお探しの方がいれば、一度この「Kinza」を試しに使ってみてもいいかもしれないですね。
(※追記:以前は純国産をうたっていましたが、いまは「国産」になっています。コメントでご指摘いただいた「まよびさん」ありがとうございます。)

画像引用元:Dayz株式会社 – 「Kinza

sanpo-zukan

sanpo-zukan

ストアカで『【オンライン★初心者向け】気軽で楽しくワードプレスのお悩み相談教室( https://www.street-academy.com/myclass/78668 )』運営中!

関連記事

オススメ2

コメント

  1. 明らかな間違いがあるので、指摘させていただきます。
    ベースとなっているChromiumが国産ではないので、Kinzaは”純”国産ブラウザではありません。
    一時純国産と宣伝していましたが、現在では国産ブラウザと名乗っています。
    純国産と名乗るのは、ベースとなっているChromiumを侮辱する行為で、好ましくありません。なぜ嘘をついてまで純国産と宣伝していたのか、私は疑問しか感じられません。

    ユーザーに耳を傾けることは決して悪いことではありませんが、逆を言えば自発的ではないということです。これは、画期的な新機能を搭載する可能性が低いことを意味します。

    これからどういう方向に進んでいくのか?気になる存在であることは間違いありません。

    • sanpo-zukan
      • sanpo-zukan
      • 2016.08.24 11:00am

      まよびさん

      コメントありがとうございます。
      ほんとですね。ご指摘のあった通り、いまサイトを再び訪れてみたところ、“純”の文字が削除されておりました。

      記事も訂正いたします。

CAPTCHA


TOP
CLOSE